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お知らせ

断裁機をご使用の個人ユーザー様からのお問い合わせにつきまして、断裁面の傷についての問い合わせ内容に回答いたしました。

2020.11.11
断裁機をご使用の個人ユーザー様からお問い合わせを頂く事が多いのが断裁面に傷が付くと言う内容です。「断裁面に上下に斜めの線が入っており、断裁する時に以前より力がかかるようになった。」、「まだ新しい断裁機なのに断裁面に傷が出来る。」等のお問い合わせが有ります。
これらの症状が出るユーザー様のほとんどが自炊の為の本を断裁しています。この断裁面の傷の原因は何でしょうか。実はこれらの原因は刃先の欠けによるものです。何故新しい断裁機の刃先が欠けるのか。
刃先の欠ける原因は本を断裁する時に本の綴じ部のステープラ―を切ってしまっているからです。では何故原因をステープラーと特定できるかですが、断裁面に出来た傷跡を確認すれば解ります。断裁面の左右に等間隔で二本ずつの線が出来ています。刃先が欠けますと断裁する時に大きな力が必要になります。突然切れ味が悪くなります。
本を切る場合は綴じ部のステープラ―はリムーバーで外してから断裁してください。また、綴じ部のグロー糊も刃先に付きますと切れ味を落とす原因に成ります。注意してください。
刃先は非常に硬い材料で出来ておりますが同時に非常に薄く出来ております。紙以外の物を切りますと刃先を欠いてしまいます。これは断裁した回数では有りませんたとえ一度でも金具を切れば刃先は欠けてしまいます。
十分ご注意ください。刃先が欠けた場合はメンテナンスパックで研磨をお勧めいたしております。

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